フリーレントの賃貸物件について

最近、賃貸物件を探す際にフリーレントという文字をよく見るようになってきました。民間の物件もそうですが、公団などもフリーレントを採用しているところがあります。フリーレントとは、1カ月や2カ月など、一定期間家賃を無料で借りることができる物件のことを言います。ここでは、そのメリットとデメリットを述べていきます。
メリットは、入居者にとって初期費用が安くなり、長い目で見れば家賃が安くなっているのと同じ効果があるということです。例えば、5万円の家賃で2年間住むとして、通常だと120万円かかるものが、フリーレントが2カ月ある同じ物件の場合、110万円となり、結果的にひと月4万6千円ほどの負担で済むこととなります。また、このフリーレントは、大家さんにとってもメリットがあります。家賃を下げずに済むことと、2年間住んでくれるということが確定されるからです。しかし、入居者側のデメリットとして、住む期間があらかじめ決められているということが挙げられます。もし、2年間の内に退去せざるを得なくなった場合は、違約金を払わなければなりません。そのため、転勤などの多い単身者にはあまり向かないと言えるでしょう。逆に、これからのライフプランが予測できている人にとってはいい物件といえます。
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